導入大学/事例 CASE

甲南大学様アドミッションセンター

受験生目線の使いやすさと、
他大学志望者にも
情報発信できる仕組みが
導入の決め手。
受験票をはじめとする
各種PDFの利用が、
運営の自由度を向上。

2017年度入試よりUCARO導入

一元管理ができる受験生目線のシステム。受験ポータルサイトの強みが導入のきっかけに

本学は2017年頃より出願から受験者成績開示までのシステム化を検討し、実施に向け進めていました。当初は出願と出願以降のシステムを切り分けて考え、大学独自のシステムを開発することも検討していましたが、受験生や保護者が初めて経験する大学受験において利便性の高い一貫性のあるシステムであることを重視しました。

UCAROは出願から成績開示までを一元管理できる利便性の高さや、受験状況を可視化し安心して受験に臨める仕組みに魅力を感じました。また、本学は「ミディアムサイズの総合大学」として、学生の多様性を高め、多彩な学生が集まるより魅力的な人物教育率先の場にしたいというビジョンがあり、受験ポータルサイトとして、他大学志望者を含めた多様な受験生に甲南大学を見ていただけるきっかけとなり得るUCAROの強みを生かしたいと考え、導入を決めました。

各種PDFの利用で自由度が向上。
メッセージ機能の活用で
細やかな対応も

受験票PDF、合格通知書PDF、振込依頼書PDFを導入していますが、特に受験票PDFの導入で運用の自由度が高くなりました。出願日から試験日まで様々な時間的制約がある中、アップロードするCSVの内容次第で特定の受験生に表示内容や表示期間の微調整ができるのは助かっています。導入当初は受験票を印刷した余白箇所に書き込みをされる懸念はありましたが、備考欄に注意文言を記載することで柔軟に対応できています。

また、UCARO上の受験一覧画面に『印刷』とわかりやすく表示されるので、従前の郵送で問題だった未着事案や印刷忘れも試験日1日あたり数件程度に抑えられている印象です。試験当日に受験票の再発行が必要となった場合も志願者データを一括で管理しているため、従来に比べて再発行にかかる手間を削減できています。

また、時代に対応し変化する大学受験は保護者世代が経験したものと大きく異なっており、この差を埋めることも重要だと考えています。メッセージ機能は受験生だけではなく保護者宛にも送ることができるため、入試制度ごとに、試験まで一貫性のあるシンプルな情報を送ることで不安を解消できるよう心がけています。

変化していく大学受験への
柔軟な対応に期待

WEB出願と連携し一元管理できるUCAROのメリットを生かすという点で、出願書類のアップロードができるようになれば、受験生にとって更に利便性が向上すると思います。合格通知書PDFを導入した当初は郵送されないか問い合わせを受けた経験もありますが、年々ペーパーレス化の意識は高くなり、高等学校教諭を含め、受験生、保護者の認識も変わってきています。

文部科学省による調査書の電子化も検討が進んでいますが、実現すれば出願から入学手続までのペーパーレス化が現実的になってきます。本学としてもペーパーレス化に向けて構想に着手し、実現に備えていますので、UCAROにおいても変化に柔軟に対応してもらうことを期待しています。

ご利用いただいている機能

  • メッセージ
  • スケジュール
  • 受験票・受験番号照会
  • 受験票ダウンロード
  • 合否照会
  • 合格通知書PDF
  • 振込用紙PDF
  • 成績照会

今回お話をうかがったのは

アドミッションセンター
内山様

甲南大学 プロフィール KONAN UNIVERSITY PROFILE

人文・社会・自然科学3つの分野を備えたミディアムサイズの総合大学という特色を活かして、学生一人ひとりの個性を伸ばす質の高い教育を行っています。さまざまな学部の学生が自然に交流し、融合できる環境を基盤に、専門教育だけでなく、全学部の学生がグローバル教育を受けられる「融合型グローバル教育」の整備や、全学共通教育科目の充実などを図り、「融合力」を伸ばす教育を推進しています。

学生数8,667名(2022年5月現在、8学部14学科)