導入大学/事例 CASE

青山学院大学様入学広報部

受験生の受験活動を
UCAROでサポート。
一気通貫のシステムで、
事務作業がより安全かつ効率的に。

2017年度入試よりUCARO導入

大学と受験生側、
双方のメリットが導入のきっかけに

受験生のメリットを一番に考え、本学では以前から入試業務の一体化を課題としており、2016年度入試のWeb出願システムの導入はまずその第一歩でした。入試業務の一体化を進める中で、UCAROは受験に関する手続きがスマートフォン等ででき、出願状況をすぐに確認できる点が、忙しい受験生の手間の削減につながる大きなメリットと感じました。さらに、大学からの情報を的確に得られるメッセージ機能や、出願の際には自身のUCAROプロフィール登録情報を引用できるなど、受験生にとって使いやすい機能が標準機能として備わっています。

一方、大学側のメリットとしては、メッセージを使って受験生へのきめ細やかな個別フォローが行えるようになる、というのが魅力的でした。また、学内で行なっていたデータの作成や検証作業も、同一システム内で出願~入学手続まで一貫して行うことができるため、担当者の作業が軽減されました。一気通貫してデータ連携がなされていることで、確認作業などの事務作業が安全かつ効率的に行なえるように改善されています。

大学独自でのシステム構築も視野に入れましたが、すでにUCAROというプラットフォームを活用する方が、大学としてのコストメリットも、受験生の使用感も確保されるため、導入を決めました。導入決定後はUCAROを受験生に周知するため、リーフレット作成やオープンキャンパスでの積極的な案内を行い、UCAROで受験活動をサポートすることを広報しました。

本学の特長や雰囲気を
知ってもらうことでミスマッチを防ぐ

メッセージ機能を使ってさまざまな情報を発信できるのも、UCAROのメリットだと思っています。まずは、志願者全員に対する大学PRとしての情報発信。例えば、「オープンキャンパスなどのイベント開催案内」「青学の学びがわかる動画配信のお知らせ」「奨学金の案内」「クリスマスカード」などを配信しています。青山学院大学がどのような大学かを知ってもらい、志望校を考える上でのミスマッチを防ぐことにも役立てています。

もう一つは、受験生1人ひとりをフォローするための情報発信。出願~入学手続のプロセスにおいて必要なことを、受験生に合わせて個別に伝えられるのが良いですね。実際に、すぐに対象者を限定して配信することができる、というUCAROのメッセージ配信機能が持つ機動力を活かして、試験当日の鉄道会社の運休情報を、影響を受ける受験生に限定して配信することができました。その結果、当日は大きな混乱を招くことも無く、スムーズに試験を実施することができました。

大学入試改革に備えて
UCAROのさらなる活用を

2021年度入学者選抜からは、これまで以上に多面的・総合的な評価が求められます。大学は今までよりも膨大な情報を取り扱い、迅速かつ正確に捉えて選抜試験を実施していく責任があります。UCAROへの要望の一つとして、膨大な情報を整理する機能や、それに伴う拡張機能を備えると良いのでは、と考えています。ここで申し上げたことは一例ですが、本学以外にもUCAROの機能拡張に期待しているユーザーは多いはずです。各現場の要望を柔軟に受け入れ、より多くの大学が使うシステムに成長することを期待しています。

ご利用いただいている機能

  • メッセージ
  • スケジュール
  • 受験票ダウンロード
  • 合否照会
  • 成績照会
  • 入学手続

今回お話をうかがったのは

入学広報部 入試課 課長 鈴木様

入学広報部 入試課 課長 鈴木様

青山学院大学 プロフィール Aoyama Gakuin University PROFILE

青山学院の歴史は、米国のメソジスト監督教会が日本に派遣した宣教師によって創設された3つの学校、1874年にドーラ・E・スクーンメーカー女史によって麻布に開校された「女子小学校」、1878年にジュリアス・ソーパー博士によって築地に開校された「耕教学舎」、そして1879年にロバート・S・マクレイ博士によって横浜に開校された「美會神学校」をその源流とする。青山学院大学は、この青山学院を母体として1949年に新制大学として開設され、2019年には開学70周年を迎えた。伝統を大切にしながら、21世紀の総合大学としてあるべき姿を求めて、常に変革を試みている。

学生数約18,000名